ペット保険はもったいないという意見について、ブログらしく元ペット保険屋が語る

ペット保険はもったいないという意見について、ブログらしく元ペット保険屋が語る
悩んでる人

ペット保険はもったいないという話を聞くのですが、本当にそうなのですか?プロの意見を聞いてみたいです。

こんな悩みに答えます!

この記事の内容

ペット保険はもったいないという意見について

この記事を書いた人
  • 元ペット保険屋さん
  • ペット飼育歴15年以上
  • 犬の管理栄養士
すずきちです

ペット保険はもったいないという話を、よく耳にします。保険を使わなければ、保険料が無駄になってしまうという発想でしょう。

しかし、ペット保険は損得で考えること自体が少し間違っています。今回はそのへんについて語りたいと思います。

目次

ペット保険はもったいないという人は、ペットの医療費も払わないと思う

悩んでる人

ペット保険はもったいないのでしょうか?

私の自論ですが、ペット保険はもったいないと考える人は、ペットの医療費も最終的に払わない人だと思います。

まず愛する家族の保険を考えるときに、損得で物事を考えるのが、間違っています。

そもそもペット保険は、大きな損失に備えるメリットよりも、動物病院に行くハードルがグッと下がるメリットのほうが高いのです。

ペット保険の損得勘定しかできない人は、このメリットに気が付けず、また実際に医療費がかかると知ったときに、損得勘定で治療をやめる選択をするのではないかと不安です。

すずきち

すでにお金をたくさん持ってる人が、ペット保険はもったいないというのは分かります。ただ今お金がないのに、ペット保険はもったいないから入らないと言う人は理解できません。

こんな話をすると、保険の代わりにペット貯金をするから大丈夫と主張する人がいますが。

ペット貯金、今は貯める余裕があったとしても、5年後10年後も同じ状況?

悩んでる人

保険の代わりにペット貯金をすればいいのではないですか?

ペット保険の代わりにペット貯金をすればいいという人は、短期な視点でしか物事を考えられていません。

今はペット貯金をする余裕があったとしても、数年後は同じ状況なのでしょうか。例えば、結婚したり、子どもができたり、独身だとしても職を失ったりと、未来のことは未確定です。

またペット貯金が充分に貯まりきる前に、ペットが病気になってしまったらどうするのでしょうか。

すずきち

仮に貯金が貯まったとしても、いざペットの高額な医療費が必要なときに使うのかという疑問もあります。損得でペット保険に入らなかった人は、大金とペットの余命を天秤にかけそうで怖いです。

まとめ「ペット保険はもったいないといった損得では考えない。積極的に動物病院に通えるメリットとして必要」

最近は自称マネーリテラシーが高い人も増えてきて、保険は不要論も多くその流れで、ペット保険はもったいないという意見もあります。ただ、上記の意見は理論上だけの話で、ペット保険の本質を理解できていないと思います。

ペット保険は損得で考えるのではなく、病院に気兼ねなく通えるメリットを考えましょう。もちろん、お金がたくさんある人はお金を気にせず動物病院に通えるので、ペット保険はもったいないと考えてOKだと思います。

ペット保険に悩んだらペット保険診断を試してみてくださいね。

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