ペット保険はふたつ同時に入れるのか？重複加入について元ペット保険屋さんが解説！

こんな質問に答えます！

ペット保険の補償プランの多くが、50%や70%でなかなか100%補償プランがあるペット保険は少ないですね。

そんなときふと、ふたつ加入しちゃえば100%補償になるのでは！？と思いついたことがあるのではないでしょうか。

そこで、ここではペット保険に重複加入できるのか、元ペット保険屋さんが解説していきます。

ペット保険はふたつ加入しても大丈夫な場合がほとんど

実は多くのペット保険会社が、別の保険の重複加入を認めています。

重複加入OKなペット保険会社

以下のペット保険会社なら、２つ加入してもOKとなります。

• アニコム損保
• アイペット損保
• 楽天ペット保険
• ペット＆ファミリー損保
• PS保険
• FPC
• 日本ペット少額短期保険
• SBIプリズム少額短期保険

ただし２つ加入していても、同時に保険を利用できない場合もあるので、必ず重要事項説明書を確認しましょう。

重複加入NGなペット保険会社

以下のペット保険会社は重複加入が原則NGとなってます。

• au損保
• SBIいきいき少短
• イーペット

ただしイーペットのみ、先にイーペットに加入していれば加入が可能となるようです。

ペット保険にふたつ加入するメリット

まず保険にひとつだけ加入するよりも、当たり前ですが手厚い補償を受けられます。またペット保険会社が万一倒産したときのリスクを分散できます。

さらには保険の組み合わせによって、ひとつの保険では得られなかった、理想のプランを作り上げることも可能です。

ペット保険にふたつ加入する際に注意しなくてはいけない点

ペット保険に重複加入をする場合は以下の点に気を付けましょう。

100%の割合を超えて補償を受けることはできない

ペット保険は損害分野の保険のため、損害額よりも多くの保険金を受け取ることはできません。

そのため、例えば50％補償と70%補償に加入して120%補償のようにしても、超過分の20%は保険金を受け取れないので注意しましょう。

保険金の申請方法を要確認

ペット保険にふたつ加入する場合は、それぞれどのように保険金を請求するのか必ず確認しましょう。

例えば加入した保険のどちらも申請に領収書の原本の郵送が必要な場合、どちらか片方しか申請できません。

ペット保険にふたつするときの組み合わせ

ざーっと考えられる組み合わせを考えてみました。どれも一長一短あるので、重複加入する際のヒント的な感じで読んでいただけたらと思います。

安い保険×安い保険でリスクヘッジ

安い保険は途中で補償内容の変更だったり、保険料の改定があったりする可能性があります。

そこでふたつ加入することでリスクを分散する組み合わせというわけです。

安い保険×手厚い保険でバランス

安い保険だけでは補償が心配という方はこちらの組み合わせですね。

大手損害保険会社と少額短期保険会社の組み合わせが多くなるでしょう。

窓口精算対応×後日精算で一時支払い金を抑える

片方は窓口精算対応のペット保険に加入し、一時支払い金を少なくする組み合わせです。

窓口精算できる保険は保険料が総じて高いため、保険料を抑えつつ使いやすさを重視した組み合わせとなります。

安い保険×獣医師相談サービスつきの保険

安い保険は付帯サービスがついていないため、保険の補償以外心もとない場合があります。

そこで、片方の保険を獣医師相談サービスがつく保険にすることで、付帯サービスを充実させる組み合わせですね。

まとめ「ペット保険は保険会社によっては重複加入OKなところがある」

今回はペット保険はふたつ加入できるのか解説しました。意外にも多くのペット保険が重複加入を認めているようですね。

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