ペット保険は保険金を請求するときに、獣医師の診断書を提出しなくてはいけないのでしょうか?
こんな質問に答えます。
ペット保険は保険金請求時に獣医師の診断書が必要なのか?
人間の医療保険で保険金を請求するには、基本的に医師の診断書が必要です。
ではペット保険でも必要なのか、軽い症状でも書いてもらわないといけないの?そんな疑問を感じた方もいるのではないでしょうか。
そこで!元ペット保険屋のわたしが、保険金請求の際に診断書が必要なのか解説していきます。
軽い症状での通院の場合は、基本的に獣医師の診断書はいらない
ペット保険は保険金を受け取るために、毎回診断書を書いてもらわなければいけないのですか?
ペット保険では必ずしも保険金請求時に、診断書の提出が必要というわけではありません。
なぜかと言うと、毎回診断書の提出を求めてしまうと、被保険者も動物病院も保険会社も大変だからです。
ペット保険は人間の医療保険と違い、下痢や嘔吐のような軽い症状でも保険金がおります。症状が軽い場合は、診療費もそこまで高くなく、診療費代がもったいないです。
また獣医師も暇ではないので、毎回軽い症状の診断書を書いていては仕事になりません。また保険会社も診断書を確認するのも大変です。
そのためほとんどのペット保険では、軽い通院の場合は「診療明細書(領収書)」を提出するだけで、保険金請求が可能です。
もちろん毎回診断書の提出が必要な場合もあるので、約款や重要事項説明書をよく読むようにしましょう。
手術や入院、がんの通院など医療費が高額になる場合は獣医師の診断書が必要
どのような場合は診断書が必要ですか?
診療費が高額になる場合が多い、入院や手術、またがんの放射線治療のような通院費は診断書が必要な場合もあります。
保険会社としては、支払う保険金が高額な場合は慎重に手続きを進めたいといったところでしょうか。
診断書の作成費用は平均2,376円
診断書を獣医師に書いてもらうにはいくら必要ですか?
動物病院のまとめサイトによると平均で2,376円かかるようです。
参照:https://pet.caloo.jp/fees/category/9
ペット保険によっては診断書費用も補償される
診断書費用はペット保険の補償対象ですか?
診断書の費用は、基本的にペット保険では補償対象外です。ただペット保険の中には、診断書費用担保特約のようなものを用意しているものもあります。
まとめ「ペット保険の少額請求は基本的に診断書はいらない。診察明細書(領収書)で保険金請求できる」
ペット保険は、人間の医療保険よりも利用頻度が圧倒的に多いため、毎回診断書を提出する必要は基本的にありません。
ほとんどのペット保険が、診察明細書(領収書)を提出するだけで保険金の支払いをしてくれます。診療費が高額になる場合は、診断書の提出が必要な場合もあるので覚えておきましょう。
ペット保険選びに迷ったら、ペット保険診断を使ってみてください。
\元ペット保険屋さんが選定 /
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