ペットのアレルギー検査にかかる費用は、ペット保険の補償範囲ですか?
こんな質問に答えます。
アレルギー検査はペット保険の補償範囲か
フード選びで気になるのがアレルギー!アレルギー検査をすれば、安心してわが子に合ったフードを選んであげられますよね。
そんなとき、アレルギー検査もペット保険で補償されないのかな?なんて考える方もいるのではないでしょうか?
そこで!元ペット屋のわたしが、アレルギー検査はペット保険で補償されるのか解説していきます。
飼い主の判断で行うアレルギー検査はどのペット保険でも補償されない
アレルギー検査はペット保険で補償されますか?
飼い主が希望して行うアレルギー検査は、ペット保険の補償対象外です。これは日本全国どのペット保険でも共通事項となっています。
飼い主の判断で行うアレルギー検査がペット保険で補償されない理由
なぜペット保険では、飼い主が希望したアレルギー検査は補償されないのですか?
ペット保険の補償範囲は、傷病の治療を目的とした診療費となっています。そのため自主的に実施するアレルギー検査は治療目的ではなく、予防費用にあたるためペット保険の補償対象外です。
治療の一環として獣医師の判断で実施されるアレルギー検査は、補償対象となる場合がある
どのような場合なら、アレルギー検査は補償されるのですか?
治療の一環として獣医師の判断で、アレルギー検査を行う場合は、補償対象となるペット保険もあります。例えば皮膚炎が起こったとして、その原因を突き止めるためのアレルギー検査は治療の一環です。
参考までに、ペット保険最大手アニコムのQ&Aを引用します。
Q.アレルギーの疑いがあり、検査を実施しました 補償対象となりますか?
A.アレルギーを疑う症状があり、治療の一環として行う場合の検査は
https://faq.anicom-sompo.co.jp/faq/show/178?site_domain=default
保険の対象となります。
ただし、以下の場合は、保険の対象外となります。
・予防目的
・健康体に対して行う検査
・減感作療法(アレルミューン、事前検査等含む)
上記のように、治療の一環としてアレルギー検査を実施する場合は補償対象となるペット保険もあります。
ただしペット保険によっては補償対象外となる場合もある可能性があるので、各ペット保険の重要事項説明書や約款は必ず確認しましょう。
まとめ「健康体に行うアレルギー検査はペット保険の補償対象外。ただし、治療の一環として実施するアレルギー検査はペット保険で補償される場合あり」
飼い主が希望して自主的にアレルギー検査を受ける場合は、ペット保険の補償対象外となります。ただし獣医師の判断でアレルギー検査を実施する場合は、補償対象となるケースもあります。
後者の場合は、治療の一環としてアレルギー検査が実施されるからです。ペット保険では、傷病の治療に関する診療費が補償されます。
ペット保険選びに迷った際は、ペット保険診断を使ってみてくださいね。
\元ペット保険屋さんが選定 /
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