コープ共済のペット保険はどんな内容？デメリットや特長を元ペット保険屋が解説

こんな悩みに答えます！

コープ共済でもペット保険の取り扱いがあります。どんな内容の保険か気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで！元ペット保険屋のわたしが、コープ共済のペット保険について解説していきます。

コープ共済のペット保険は「アニコムのペット保険」

まず結論ですが、コープ共済のペット保険は独自のものではなく、アニコムのペット保険です。

コープ共済がアニコムと保険料集金契約を結び、保険料を集金することで、集団扱いとしてアニコムに加入できるといった仕組みとなっています。

コープ共済からアニコムに加入するメリット

コープ共済経由でアニコムに加入すると集団扱契約となるので、下記内容の割引を受けられます。

• 集団扱契約（月払）なら、一般契約（月払）に比べて約10％引き
• 集団扱契約（年払）なら、一般契約（年払）に比べて3％引き

コープ共済のペット保険は、通常のアニコムよりも割安になるのがメリットと言えるでしょう。

コープ共済のペット保険の補償内容

コープ共済のペット保険はアニコムと同じなので、以下の補償内容になります。（主力商品の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」を紹介します）

	70%補償プラン	50%補償プラン
通院補償	日額上限：14,000円 限度日数：20日	日額上限：10,000円 限度日数：20日
入院補償	日額上限：14,000円 限度日数：20日	日額上限：10,000円 限度日数：20日
手術補償	1回の上限額：140,000円 限度回数：2回	1回の上限額：100,000円 限度回数：2回
年間最大補償額	84万円	60万円

補償プランは50％と70％補償から選べ、プランによって日額上限が変わります。スタンダードなペット保険と言える内容でしょう。

コープ共済のペット保険のメリット

コープ共済のペット保険はアニコム同様に以下のメリットがあります。

• 窓口精算が使える
• 獣医師にLINEで相談できる
• 年1回の腸内フローラ測定

それぞれ補足していきます。

窓口精算が使える

コープ共済のペット保険は、アニコムのペット保険なので、アニコム提携動物病院で窓口精算が利用できます。窓口精算とは、動物病院の会計時に保険が適用されるとても便利な精算方法です。

後日精算型のペット保険と比べると、利便性が圧倒的に勝っています。

獣医師にLINEで相談できる

アニコムのペット保険には「どうぶつホットライン」という、獣医師にLINEで直接相談できるサービスがついているので、コープ共済からペット保険に入るとこちらも利用できます。

しつけの悩みや健康相談などができるので、保険以外でも安心を得られるでしょう。

年1回の腸内フローラ測定

アニコムでは、年に1回ペットちゃんのウンチさんを送ることで、ペットちゃんの健康状態をチェックできるサービスを用意しています。もちろんこちらのサービスも、コープ共済経由で申し込んだ場合でも利用できます。

コープ共済のペット保険のデメリット

保険料が高い

アニコムの保険は、窓口精算や補償以外でのサービスが手厚い分、保険料が高めに設定されています。特に高齢時は保険料が上がり続けるので、注意が必要です。

このデメリットはコープ共済から加入しても変わらないので、加入する前に高齢時の保険料をチェックするようにしましょう。

コープ共済のペット保険に加入する際の注意点

コープ共済の会員ではないと保険に申し込むことができない

コープ共済のペット保険の中身はアニコムのペット保険ですが、コープ共済経由で加入する場合は、ユーコープの組合員であることが条件となります。

そのためコープ共済経由でアニコムに加入したい場合は、コープ共済会員にならないといけません。

まとめ「コープ共済のペット保険は実質アニコム。集団扱となるため保険料が割安に。ただしユーコープの組合員でないと加入できない」

コープ共済からペット保険に加入することはできますが、中身はアニコムと同様となっています。コープ共済経由で加入すると集団扱となるため、保険料が通常よりも割安になるメリットがあります。

ただし、アニコムは元々の保険料が高いので、保険料を重視したい場合はほかのペット保険を選択した場合のほうが最適解かもしれません。

ペット保険選びに悩んだら、ペット保険診断をぜひ使ってみてくださいね。

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