ペット保険では耳掃除でも補償されるのでしょうか。動物病院で耳掃除をよくしてもらうので知りたいです。
こんな悩みに答えます!
ペット保険では耳掃除は補償されるのか?
結論!予防目的の耳掃除の場合、どのペット保険でも補償対象外
耳掃除はペット保険で補償されますか?
さっそく結論ですが、病気の予防目的で行う耳掃除は、ペット保険の補償対象外となります。こちらは全ペット保険で共通です。主要なペット保険の説明をみていきましょう。
ペット保険シェアNo.1「アニコム」の場合
保険金をお支払いできない場合
ケガ・病気にあたらないもの
・耳掃除
https://www.anicom-sompo.co.jp/customers/payment/#anchor03より一部抜粋
ペット保険大手「アイペット」の場合
保険金をお支払いできない主な場合
傷病にあたらないもの
耳掃除
https://www.ipet-ins.com/process/exemption/より一部抜粋
ダイレクト型ペット保険トップシェア「PS保険」の場合
■保険金をお支払いできない主な場合
・予防目的の診療費
https://pshoken.co.jp/manual/pdf/PS_jyusetu210728.pdfより一部抜粋
なぜ耳掃除はペット保険の補償対象とならないのか
なんで耳掃除はペット保険の補償対象外なのですか?
上記に例を挙げたとおり、耳掃除は「傷病にあたらない」あるいは「予防目的の診療費」に当たるため、ペット保険の補償対象外となっています。
ペット保険は損害保険に当たるため、損害が発生しない場合は保険金が支払われないというのが根本にあります。
例えば同じ損害保険の火災保険でも、火災を予防するために壁紙を不燃材料に変えたとて、保険金は支払われません。なぜなら損害が発生していないためです。
これと同様の理由で、ペット保険も予防目的の耳掃除は補償対象外となります。
治療目的の耳掃除は補償対象!
治療で耳掃除を行う場合は補償対象なのですか?
治療の一環として耳掃除を行う場合は補償対象となります。例えば、外耳炎や耳ダニにかかった場合に耳の洗浄を行う場合があります。この耳掃除は予防目的に当てはまらないため、補償対象となります。
まとめ「予防目的の耳掃除は補償対象外!ただし治療の一環で行う耳掃除は補償対象」
予防目的で行う耳掃除は、全ペット保険で補償対象外となります。これはペット保険が損害保険に分類されるゆえの特質です。
外耳炎や耳ダニの治療一環で行う耳掃除は、基本的に補償対象となるため安心してください。
ただしペット保険会社によって若干規定が違うかもしれないので、必ず重要事項説明書や約款を確認するようにしましょう。
\元ペット保険屋さんが選定 /
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