ペット保険でよく聞く窓口精算とは何ですか?ふつうの精算方法と何が違うの?メリットやデメリットも教えてください。
こんな質問に答えます!
- 窓口精算の仕組み
- 窓口精算のメリット
- 窓口精算のデメリット
ペット保険の精算方法(保険金を受け取る方法)は「窓口精算」と「後日精算」の2種類がありますが、窓口精算はペット保険の特徴的なシステムです。
今回は窓口精算について、元ペット保険屋さんが解説していきます。
ペット保険の窓口精算について
窓口精算とはどんな精算方法ですか?
窓口精算は動物病院の窓口で保険が適用される精算方法です!
例えば70%補償プランに加入し、動物病院でのお会計が10000円だとしたら、70%の7000円が保険適用され、残りの3000円だけ支払えばOKになります。
窓口精算はどうやって使う?
動物病院の窓口で、どんな手続きをすれば窓口精算してくれますか?
窓口精算に特別な手続きは必要ありません。とっても便利な精算方法です!
窓口精算対応のペット保険に加入すると、ペットちゃんの顔写真入りの保険証が発行されます。
この保険証を動物病院の窓口に提示するだけで、保険適用されるのが窓口精算です。
窓口精算対応のペット保険
窓口精算はどのペット保険でも対応してますか?
窓口精算は一部のペット保険でしか利用できません。なぜかというと、窓口精算は動物病院と連携しなくてはいけないためです。
そのため資本力の大きなペット保険会社が、窓口精算に対応している場合がほとんどです。
窓口精算対応の動物病院
窓口精算は全国どこの動物病院でも使えますか?
残念ながら窓口精算は、全国の動物病院で対応しているわけではありません。
窓口精算は動物病院との連携が必要なため、提携していない動物病院では窓口精算が利用できません。
窓口精算が利用できない場合は、LINEやアプリ、書類郵送による後日精算となります。
窓口精算のメリット
窓口精算のメリットを教えてください
面倒な手続きをしなくていいので便利
窓口精算は動物病院でのお会計時に保険が適用されるため、あとで保険金請求をする必要がありません。そのため、領収書の提出や書類の準備などの面倒な手続きをしなくていいのでとても便利です。
人間の健康保険と同じ感覚で、ペット保険を使えます!
診療費を全額自己負担しなくて済む
またその場で保険が適用されるということは、診療費を一時的に全額負担する必要がありません。つまり診療費が高額で、手持ちの現金では支払いきれないといったリスクを低減させられます。
ただし、最近の動物病院の場合はクレジットカード対応が普及しているので、必ずしも現金で用意しなくてはいけないわけではありません。
窓口精算のデメリット
窓口精算にデメリットはありますか?
窓口精算対応のペット保険は保険料が高い傾向
窓口精算はとても便利ですが、システム費や手数料などの余計なコストが発生します。
そのコストを負担するのは保険契約者のため、その分保険料が割高なペット保険がほとんどです。
全国の動物病院で利用できない
すべての動物病院が窓口精算に対応しているわけではないので、窓口精算に対応している動物病院を探す手間がかかります。
かかりつけの動物病院が窓口精算に対応していなければ、後日精算と同じく、あとで保険金請求をしなくてはいけません。
窓口精算のペット保険を検討する際は、行きつけの動物病院が窓口精算対応しているか要チェックです!
まとめ「窓口精算は超便利!ただし、保険料が割高な傾向で全国の動物病院で使えるわけではない」
窓口精算は保険証を見せるだけで保険が適用されるので、人間の公的健康保険と同じように動物病院での会計ができます。
保険金請求の手間がなく便利ですが、保険料が割高な点や、全国の動物病院が対象ではないことに注意しましょう。
窓口精算のペット保険を検討する際は、保険料か利便性のどちらを重視するかがポイントになりそうです。
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