ペット保険にも解約返戻金はあるの？元ペット保険屋が解説します

こんな質問に答えます！

解約返戻金とは、保険の契約を解除した際に契約者に払い戻されるお金のことですが、1年契約のペット保険にもあるのか気になりますよね。

そこで！元ペット保険屋のわたしが、ペット保険の解約返戻金について解説します。

結論！ペット保険にも解約返戻金はある

さっそく結論ですが、ペット保険にも解約返戻金の制度は用意されています。

解約返戻金が受け取れるのは年払い契約のみ

解約返戻金は、年払いで契約した人が解約する場合のみ受け取ることができます。月払い契約した人が途中で解約しても、解約返戻金をもらうことはできません。

受け取れる解約返戻金の料率はペット保険会社ごとに異なる

解約返戻金は解約が成立した時点での、契約残日数から計算されます。

計算方法は、契約残日数を日割りする場合や、残日数によって割合を決める方法の2つです。

どちらの計算方法かは、ペット保険会社によって異なります。重要事項説明書や約款などで確認ができるので、気になる方はチェックしましょう。

注意！解約返戻金で損をする場合も

契約残日数によって解約返戻金の割合を決める計算方法の場合、残日数よりももらえるお金が少ない場合があります。

例えば、本当は6か月分残っているので日割りなら半額戻ってくるはずなのに、6か月経過後の返戻金の料率が30%と決まっていたら、20%分損します。

このように、ペット保険会社によっては契約残日数に対して、解約返戻金が少ない場合もあるので注意が必要です。

まとめ「ペット保険にも年払い契約なら解約返戻金あり。ただし損する場合もあるので、年途中で解約する可能性があるなら月払いがいいかも」

ペット保険にも解約返戻金はありますが、対象者は年払い契約を途中で解約する場合のみです。月払いでは、解約返戻金はありません。

また受け取れる解約返戻金の計算方法は、保険会社によって異なります。場合によっては、契約残日数に見合わない金額しか受け取れないことがあるので注意しましょう。

解約返戻金の少なさにより、保険を途中解約する場合は、年払い契約のほうが月払いよりも損するケースもあります。

そのためペット保険をとりあえずで契約する方は、月払いのほうがいいかもしれません。

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