日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット!歯科治療やパテラが補償されない

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット!
悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットについて知りたいです。ネットの口コミや評判だけではよく分かりませんでした。

こんな悩みに答えます!

この記事の内容
  • 日本ペット「いぬとねこの保険」の特徴
  • 日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット
  • 日本ペット「いぬとねこの保険」に加入する際の注意点
この記事を書いた人
  • 元ペット保険屋さん
  • ペット飼育歴15年以上
  • 犬の管理栄養士
すずきちです

セールコピーに「ワンランク上のペット保険」とある日本ペットの「いぬとねこの保険」ですが、何がワンランク上なのか、そしてデメリットはないのか気になりますよね。

そこで!元ペット保険屋のわたしが、日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットや加入する際の注意点を解説していきます!

すずきち

あくまで個人の感想や意見であるため、最終的な判断は必ず重要事項説明書を読み、ご自身の判断でお願いします。

目次

日本ペット「いぬとねこの保険」とは?

悩んでる人

そもそも日本ペット「いぬとねこの保険」はどんな保険ですか?

デメリットの解説前に、ざっと日本ペット「いぬとねこの保険」の特徴についてまとめておきます。

さて、日本ペット「いぬとねこの保険」は以下のような特徴があるペット保険です!

日本ペット「いぬとねこの保険」の特徴・メリット
  • 補償回数無制限タイプ!日額制限なしで、免責もなし!
  • 最大補償90%の手厚い補償
  • 嬉しい4種の割引制度

それぞれ簡単に説明していきます。

補償回数無制限タイプ!日額制限なしで、免責金もなし!

悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」の保険は何回でも保険金を請求できるのですか?

日本ペット「いぬとねこの保険」は、年間補償限度額までなら、日額制限・回数制限なしで保険を利用できます。年間補償限度額はプランごとに異なり、以下のようになります。

90%補償プラン70%補償プラン50%補償プラン
90万円70万円50万円
プラチナプランの場合
すずきち

日額制限・回数制限なしで免責金額もないのはかなり補償内容が手厚いですね。

最大補償90%の手厚い補償

悩んでる人

90%も補償してくれるのですか?

日本ペット「いぬとねこの保険」では、最大90%まで診療費を補償してくれます。例えば診療費が10,000円かかった場合、9,000円は補償されるので、自己負担金額はたったの1,000円のみになるのです。

すずきち

他のペット保険では100%補償プランもありますが、ほとんどのペット保険がMAX70%なので、90%はかなり手厚い内容です。

嬉しい4種の割引制度

悩んでる人

割引制度はどんなものがありますか?

日本ペット「いぬとねこの保険」では以下のような、4つの割引制度が用意されています。

日本ペット「いぬとねこの保険」の割引制度

・無事故割引
1年間保険の利用がまったくなかった場合、次年度の保険料が10%割引

・インターネット割引
インターネットから申し込みした場合、初年度の保険料が10%割引

・多頭割引
複数頭加入した場合、1頭につき年間900円割引

・マイクロチップ割引
マイクロチップを装着しているペットちゃんの保険料が年間600円割引

すずきち

マイクロチップの装着義務化が始まっているので、マイクロチップ割引は嬉しいですね。

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット

悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットを教えてください。

日本ペット「いぬとねこの保険」ですが、以下のようなデメリットがあります。

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット
  • 17歳まで保険料が上がり続ける
  • 歯周病やパテラなどのペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外

それぞれ解説していきます。

17歳まで保険料が上がり続ける

悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」は保険料が上がり続けるのですか?

日本ペット「いぬとねこの保険」は、保険料が17歳まで上がり続けます。そのため加入当時は無理なく払える保険料だとしても、高齢時に同じ状況が続くとは限りません。

小型犬だとしても14歳を超えると、保険料の月額が1万円を超えるので注意が必要です。

すずきち

最近のペット保険は10歳前後で保険料が上がらなくなるものが主流なので、17歳まで上がり続けるの明らかにデメリットですね。

歯科治療やパテラなどのペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外

悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」は補償対象外の傷病が多いのですか?

日本ペット「いぬとねこの保険」では、犬猫ともに症例が多い歯科治療や、小型犬に多いパテラなどのペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外です。

そのほかにも以下のような、傷病が補償対象外となっています。

日本ペット「いぬとねこの保険」の補償対象外例
  • 股関節形成不全症
  • レッグペルテス
  • てんかん
  • チェリーアイ
  • 気管虚脱

引用元(一部抜粋):https://www.nihonpet.co.jp/downloads/web_zyusetu_ippan210501.pdf

すずきち

ペットちゃんがかかりやすい病気が補償対象外なのに、ワンランク上のペット保険と名乗っていいのでしょうか?


日本ペット「いぬとねこの保険」に加入する場合の注意点

悩んでる人

日本ペット「いぬとねこの保険」に加入する際の注意点を教えてください。

デメリットを踏まえた上で、日本ペット「いぬとねこの保険」に加入する場合は下記に注意する必要があるでしょう。

日本ペット「いぬとねこの保険」の注意点
  • 高齢時の保険料を必ず確認する
  • ペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外となっているのを理解する

ひとつずつ補足していきます。

高齢時の保険料を必ず確認する

日本ペット「いぬとねこの保険」は17歳まで保険料が上がり続けます。犬猫の平均寿命はおよそ15歳と言われているので、終身まで保険料が上がると考えていいでしょう。

そのため高齢時の保険料を必ず確認するにしてください。

すずきち

パンフレットには10歳までの保険料しか載ってないので要注意です!HPで確認しましょう。
10歳以降の保険料を記載していないということは、日本ペット側も保険料が上がり続けるのをデメリットだと自覚している証拠ですね。

日本ペット「いぬとねこの保険」プラチナプランの保険料
日本ペット「いぬとねこの保険」パンフレットより

ペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外となっているのを理解する

日本ペット「いぬとねこの保険」では、歯科治療やパテラといった、ペットちゃんがかかりやすい傷病を補償対象外としています。

どちらも治療費は高額になりがちなので、それを補償対象外としているデメリットがあることを理解しておきましょう。

すずきち

補償割合や回数だけでなく、補償範囲も要確認です。


日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットまとめ!保険料が17歳まで上がり続け、補償範囲はワンランク上ではないので注意

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット!

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリットや、注意点について解説してきました。デメリットや、注意点をまとめると以下のようになります。

日本ペット「いぬとねこの保険」のデメリット
  • 17歳まで保険料が上がり続ける
  • 歯周病やパテラなどのペットちゃんがかかりやすい傷病が補償対象外

ワンランク上のペット保険と称している、日本ペット「いぬとねこの保険」。たしかに補償割合や回数は、手厚いですが、補償範囲は対象外にしているといったデメリットもありました。

キャッチコピーで決めるのではなく、実際の補償内容がペットちゃんに合っているのか考えてペット保険は選びましょう!

\元ペット保険屋さんが選定 /

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