イオンのペット保険のデメリットについて知りたいです。ネットの口コミや評判だけではよく分かりませんでした。
こんな悩みに答えます!
- イオンのペット保険の特徴
- イオンのペット保険のデメリット
- イオンのペット保険に加入する際の注意点
イオンにもペット保険がありますが、イオン会員限定のペット保険のため、口コミや評判があまりない印象です。そこで!元ペット保険屋のわたしが、イオンのペット保険のデメリットや加入する際の注意点について解説していきます。
あくまで個人の感想や意見であるため、最終的な判断は必ず重要事項説明書を読み、ご自身の判断でお願いします。
イオンのペット保険とは?
そもそもイオンのペット保険はどんな保険ですか?
デメリットの解説前に、ざっとイオンのペット保険の特徴についてまとめておきます。
さて、イオンのペット保険は以下のような特徴があるペット保険です!
- 歯周病、パテラ、椎間板ヘルニアなどのペットちゃんがかかりやすい傷病も補償
- 飼い主が入院した場合のペットホテル代も補償対象
- ケガの補償に特化したプランがある
それぞれ簡単に説明していきます。
歯周病、パテラ、椎間板ヘルニアなどのペットちゃんがかかりやすい傷病も補償
イオンのペット保険の補償範囲は広いのですか?
イオンのペット保険は、ペットちゃんがかかりやすい歯周病、パテラ、椎間板ヘルニアなども補償対象となっています。
イオンのペット保険は補償範囲が広く、手厚い補償内容と言えるでしょう。
最近の安いペット保険は、上記の傷病を補償対象外にしている場合があるので注意しましょう。
飼い主が入院した場合のペットホテル代も補償対象
ペットホテル代も補償されるのですか?
イオンのペット保険は、飼い主が入院してしまい、ペットちゃんをペットホテルに預けなくてはならない状況になってしまった場合の、ペットホテル代も補償してくれます。
病気やケガ以外を補償する内容は、ペット保険ではユニークな補償内容です。
ペットちゃんに降りかかる間接的な損害を補償するのは、ペット保険業界ではかなり珍しいです。
ケガの補償に特化したプランがある
ケガだけ補償してくれるプランがあるのですか?
イオンのペット保険には「ケガのみプラン」が用意されており、その名の通りペットちゃんのケガのみを補償してくれるプランとなっています。
通常、ペット保険はケガと病気の両方が補償対象のため、この補償プランもペット保険業界ではあまりない補償プランとなっています。
パピー期のやんちゃな時期に、ケガをしないか心配な方向けの補償プランかと思います。
イオンのペット保険のデメリット
イオンのペット保険のデメリットを教えてください。
イオンのペット保険ですが、以下のようなデメリットがあります。
- 保険料が20歳まで上がり続ける
- ひとつの傷病当たりの補償限度額が決まっている
- 免責金額が5,000円
それぞれ解説していきます。
保険料が20歳まで上がり続ける
イオンのペット保険は保険料が上がり続けるのですか?
最近のペット保険は、一定の年齢以上は保険料が上がらないものが主流ですが、イオンのペット保険は20歳まで保険料が上がり続けます。
高齢になればなるほど保険料は高くなるので、注意が必要でしょう。
加入時の保険料だけでなく、高齢時の保険料がいくらになるのか把握しておきましょう!
1回の傷病に対する補償限度額が決まっている
1回の傷病に対する補償限度額が決まっているとはどうゆうことですか?
イオンのペット保険は、1回の傷病に対する補償限度額が決まっており、限度額は更新してもリセットされません。
補償限度額は50%プランで25万円、70%プランで35万円となっています。
例えば50%プランに加入している場合に、慢性病で保険をたくさん利用し、保険金を25万円受け取ると、それ以上は請求できません。
また1回の治療費が50万円を超えて、受け取る保険金が25万円以上になる場合も、超えた分は保険金が振り込まれません。
つまり慢性病や高額医療費には不向きなデメリットがあると言えるでしょう。
免責金額が5,000円
免責金額が5,000円あるのですか?
イオンのペット保険は1回のケガ、病気に対する免責金額(自己負担金額)が5,000円と設定されています。
つまり診療費が5,000円を超えないと補償対象とならないため、下痢や嘔吐のような軽い症状での受診は、保険が適用されない場合が多いかもしれません。
免責金額があると特に通院が使いづらくなるので、明確なデメリットと言えるでしょう。
イオンのペット保険に加入する場合の注意点
イオンのペット保険に加入する際の注意点を教えてください。
デメリットを踏まえた上で、イオンのペット保険に加入する場合は下記に注意する必要があるでしょう。
- 高齢時の保険料に注意!10歳以降の保険料を必ず確認する
- イオンマークカードの会員でないと加入できない
ひとつずつ補足していきます。
高齢時の保険料に注意!10歳以降の保険料を必ず確認する
イオンのペット保険に加入する際は、必ず10歳以降の保険料を確認しましょう。加入当時は安くても、イオンのペット保険は保険料が上がり続けるので、高齢時は家計の負担になる場合があります。
保険は保険料が上がり続けないペット保険もあるので、比較検討するのがおすすめです。
イオンマークカードの会員でないと加入できない
イオンのペット保険は、イオンマークカードの会員でないと保険に加入できないので、カードをお持ちでない方は先にカードの会員登録から進めましょう。
イオンマークカードは発行手数料・年会費も無料です。しかし会員でないと加入できないのは少々めんどくさいですね。
イオンのペット保険のデメリットまとめ!保険料が上がり続け、免責金額が5,000円あり使いづらいので注意
イオンのペット保険のデメリットや、注意点について解説してきました。デメリットや、注意点をまとめると以下のようになります。
- 保険料が20歳まで上がり続ける
- ひとつの傷病当たりの補償限度額が決まっている
- 免責金額が5,000円
イオン会員限定のペット保険ですが、飼い主が入院した場合のペットホテル代の補償や、ケガのみプランはとてもユニークです。
ただし、保険料が上がり続けることと、免責金額が5,000円もある点はデメリットとなので注意しましょう。
\元ペット保険屋さんが選定 /
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