ペット保険は健康診断や検査の費用でも補償されるのでしょうか?
こんな質問に答えます!
- 健康診断はペット保険で補償されるのか
- 補償される検査費用とされない検査費用
ペット保険は病気やケガを補償してくれるのは分かるけど、健康診断や検査の費用は補償されるのかな?こんな疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
そこで!元ペット保険屋のわたしが、健康診断や検査の費用がペット保険の補償対象となるのか解説していきます。
健康診断はペット保険の補償対象外
健康診断にかかるお金はペット保険で補償されますか?
まず初めに健康診断についてですが、すべてのペット保険で補償対象外となっています。理由としては、ペット保険はペットちゃんの病気やケガの治療行為に対して、保険金を支払う保険だからです。
そのため健康診断は治療行為に当てはまらないため、ペット保険の補償対象外となっています。
人間の「がん保険」でも「がん検診の費用」は補償されませんよね。それと同じ原理です!
健康診断のような付帯サービスがあるペット保険もある
ペット保険では健康診断は補償対象外ですが、代わりに健康診断のようなサービスを無料で行っているペット保険もあります。
最大手のアニコムでは「腸内フローラ測定」という年に1度ペットちゃんのウンチを送ることで、腸内環境や病気のリスクなどを無料で測定してくれます。
検査費用は補償される場合と補償されない場合がある
検査費用はペット保険で補償されますか?
検査費用については、健康診断とは違い補償される場合とされない場合があります。以下それぞれ解説していきます。
補償される場合:病気やすでに症状がある場合の検査費用
病気やすでに症状が出ている場合の検査費用は、ペット保険の補償対象となります。なぜなら治療の一環で検査を行うからです。
例えば、ペットちゃんが激しく嘔吐をしている場合、原因を突き止めるため検査をします。この検査は治療方法を探るうえで必須のため、治療の一環行為となり補償対象です。
そのほかすでに病気にかかっており、その進行状況を検査するための費用も補償対象となります。(ペット保険の種類やプランによってはされない場合もあるので、必ず重要事項説明書を確認しましょう)
補償されない場合:特に症状のない予防目的の検査費用
特に病気でもなく、症状がない場合の検査費用はペット保険では補償されません。
例えば、どこか元気がなさそうだと飼い主さんが判断し、検査してもらった結果、特に異常がない場合は補償されません。この時に病気が発見され、治療行為に発展した場合は補償される場合もあります。
まとめ「病気やケガの治療行為の一環で行う検査費用はペット保険で補償される。健康診断や予防目的の検査費用は補償対象外」
ペット保険では、健康診断や特に症状がないときの診断は補償対象となりません。これは人間の医療保険で、健康診断が補償対象とならないのと同様の理由です。
病気やケガの治療の一環で行われる検査費用は、ペット保険でも補償されるのでご安心ください。
ペット保険選びで悩んだ際は、ペット保険診断をお試しくださいね!
\元ペット保険屋さんが選定 /
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